インフラエンジニアになるには

WEBルーター

サーバーの稼働に重要なインフラエンジニア

IT業界といえば今どきの職業という感じがしますし、華やかな業界というイメージがあります。
しかし実際には細かくて地味な作業が多いですし、表には出ず黙々と裏の仕事をこなす役割も必要です。

インフラとは何かというと、水道・ガス・電気など生活に必要不可欠な物資を届けるための設備等を表しています。
しかしITの中でのインフラは何を届ける役割があるのかといえばデータです。
画像、動画、文字データなど様々なデータを届けます。

わかりやすく説明するとメールが来ているかどうかを確認したい時に問い合わせを行うと、サーバに蓄積しているメールを届けてくれますが、これがITにおけるインフラです。
サーバに関してはWeb、データベースなどの様々なものがあります。

こうしたサーバの機能性やコスト等により何があっているかを選定し、その設定内容、サーバのスケジュールを練る設計の仕事、さらにこの設計から実際に構築し、現場に機器を設置、設定、最終的にサーバがうまく可動するかテストするというのが、インフラエンジニアの仕事となります。

資格、必要なスキルは?

資格については、ネットワーク機器に関する資格、さらにサーバについての資格を持っていることが求められます。
特にネットワーク機器についてはciscoの技術者認定資格という資格がネットワークに関する知識、技術を持っていることの証明となるので持っていると有利です。

サーバについてはLPICと呼ばれるLPI認定試験を取得しておくことが必須といわれています。
Linuxのコマンド操作、サーバ設定について学ぶもので、その技術を証明してくれる資格となります。

この技術はいわゆる仮想化技術と呼ばれるものや、クラウドコンピューティングなど現代において非常に注目されている技術です。
こうしたスキルを保有していることはインフラエンジニアとして非常に役立つ資格となります。

この他に、1台のコンピュータで複数のOSを稼働させるという方法についても知識、スキルが必要となりますし、資格以外にも必要な能力が必要となります。
それはこうしたインフラエンジニアが行う仕事というのは、チームを組んで業務を遂行していくため社交性、コミュニケーション能力、また統率力なども求められるでしょう。

技術を資格で証明することが大切

本当にインフラエンジニアとしての能力を持っているのか、という事を転職や就職の際に証明するとしたら、履歴書に書くことができる資格が最も有効になります。
企業はその人が持っている能力について、経験や実績なども確認しますが、その実績が少ない場合、視覚によって判断することが多いのです。

そこで履歴書に書くことのできるしっかりとした必要な資格を取得しておくことが求められます。
資格は持っていて損はないものですし、将来、転職などを考える時に必須となる事も多いので、とっておけるときにしっかり取得しておきましょう。