サポートエンジニアになるには

サポートエンジニアの業務を深く知りたい?

エンジニアと名の付く業務はたくさんあり、近年特に多くなっています。
システムエンジニアやセールスエンジニアの線引きがしっかりしていないように、色々な仕事を多岐にこなす方も少なくありません。

サポートエンジニアという仕事もこの仕事を行うという確固たるものはなく、通常、トラブルの解決を図る人、というイメージをもっていくといいでしょう。
製品、システムを利用されているお客様からくる問い合わせについて、直接対応するという立場になるので、ユーザーからすればもっとも接する機会が多い人です。

人と接する事が苦にならない人、問題に対して屈することなく対応できる人が求められます。
時に苦情への対応なども受けることになりますので、コミュニケーションをしっかり取る事が出来、相手の方の話をしっかりと聞けるといった忍耐力も必要になります。

コミュニケーション能力が最も重要

相手の方がどのような状況にあってトラブルが起きているのか、それは自分がその立場に立った時、トラブルと感じないことかもしれません。
しかし相手の方はトラブルと認識している、こうした物事の見方、考え方にも違いがあるので、人のことをよく理解しようとする気持ちも必要になるでしょう。

トラブルを解消するためにこちらの事を伝えるプレゼン能力なども必要となりますし、エンジニアという枠を超えて人対人で対応しなければならないこともあります。

ユーザーがトラブルへの対応に納得しありがとうという感謝の気持ちを伝えてくれた時、この仕事をしていることに誇りがモテますし、サポートエンジニアとして働くことの意義を感じます。

IT製品について操作方法を理解しておくことも重要ですし、故障した場合の原因などもお客様、取引先の方から情報を得ておかなければなりません。
困った時にお客様が頼りに出来るのがサポートエンジニアですから、トラブルに対応できるだけの知識、技術なども持っていなければなりません。

電話等で解決できない問題についてはサポートエンジニアがお客様の自宅等に伺いサポートするという事もありますので、コミュニケーションを豊かにとれる能力をしっかり持っておくことがこの仕事で活躍するスキルとなります。

経験、実績を持っている方が転職に有利

例えばIT系の技術部門にいたとか、エンジニアとしてIT機器に精通しているという経歴があれば、転職という際にも役立ちます。
担当している製品について、仕組みなどを熟知していないと務まらない仕事なので、技術力も必要になってきます。

こうしたサポートをしたことがあるという経験、実績を持っていると転職にも有利ですが、まずは技術を持っていることの証明として、システムエンジニア系、情報処理、ITについての知識をしっかり持っていることも求められるでしょう。