今人気の資格
サイト運営、管理、さらには作成等幅広く活躍できる資格にウェブデザインの資格がありますが、ウェブデザインに関する資格はとにかく種類が多いです。
ただ、多いのは民間資格で国家資格は「ウェブデザイン技能検定」のみです。
非常に人気のある資格で構成労働省技能検定制度による試験なので、ウェブデザインの国家資格として取得を希望される方が多い検定です。
IT系の資格は民間資格が多い事と、資格よりもスキルを重要視する部分が多いのですが、基礎がしっかりしていないと深い部分に入った時、対応できないという事もあります。ウェブデザインについて基礎知識をしっかり持っているという証明になるこの資格は、資格よりもスキルという判断が多い雇用の中で、しっかり資格を持っていることが活かせる資格です。
この資格を取得していると企業への雇用の幅が広がるほか、国、公共団体などから仕事を受けやすいという特徴もありますので、チャレンジしておきたい資格です。
試験は1級から3級があります
試験は1級から3級まであり、第1回、2回が2級と3級の試験、第3回に1級の学科、2級、3級、第4回で1級実技、2級、3級があります。
第3回試験の1級の実地に合格した方が第4回試験日の実技試験に進むことができます。
3級は受験について制限などがないため、誰でも受験する事が出来ます。
2級からはウェブデザイン2年以上の実務経験若しくは職業高校、短大、高専、高校専攻科等修了した者、3級に合格した者等要件が付きます。
1級の受験制限は7年以上の実務経験があるもの、職業高校、短大、高専等専門教育修了、大学卒業後3年以上の実務経験、高度職業訓練修了後1年以上の実務経験、2級技能検定合格者でその後2年以上の実務経験があるものなど要件が厳しくなります。
試験内容は多岐にわたります
学科はインターネット概論から、サーバーサイドアプリケーション、ウェブ標準、ウェブサイト設計・構築、安全衛生・作業環境など実に幅広いです。
実技試験もウェブサイト構築やデザイン、運用管理などを実際にパソコンを利用して行うものなので、しっかりとした知識と経験が必要な非常に実務性の高い試験です。
全ての級で学科試験と実技試験がありますが、一度合格した試験に関しては2年以内限定で試験免除制度があります。
1級は第3回目、11月に行われる学科試験、合格した者のみ第4回試験となる翌年2月の実技試験を受けられます。
2級・3級は第1回試験から第4回試験まで試験を受ける事ができます。
インターネットによる申し込みはウェブデザイン技能検定ホームページから行う事が出来、郵送でも申込みできます。
1級を受ける場合は学科が7000円、実技が25000円で合計32000円がかかります。
2級であれば学科6000円に、実技12500円の合計18500円です。
3級は学科が5000円、実技が5000円の合計10000円となっています。
これから先スキルを磨きレベルの高いウェブデザインを続けていきたい、またこれから経験を重ねていきたいという方には、目指すレベルに到達できているかどうかを明らかにする試験ともなりますので、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
