ITパスポート試験

IT

試験について理解しておこう

以前行われていた初級システムアドミニストレータ試験の後継として呼ばれることもあるITパスポート試験ですが、以前の初級シスアド試験と比較すると、かなり難易度が低くなっています。
というのも、初級シスアドの試験の一部をITパスポート試験が継承したものの、難しい内容に関しては基本情報技術者試験に吸収された格好となっているので、難易度はITパスポート試験よりも、基本情報技術者試験方が高いと考えておく方がいいでしょう。

初級シスアド試験はすでに社会人等業務経験者が対象となっていた試験ですが、ITパスポート試験については学生が受けても支障がない試験で、勿論社会経験がある方の方が試験に強いという傾向がありますが、社会に出て職業人となった時、持っておくべき情報技術の基礎的知識の保有、また将来利用するであろう技術について基本的知識と技術を持っているかどうかを判断する認定です。
現在高校でも情報処理科がある学校や商業高校では、簿記検定と共にITパスポート試験が必須となっているところも多くなっています。

莫大な情報を処理するための能力があるかどうか

現代企業が利用するデータは、ビッグデータのように巨大なものも多くなっています。
そのため、情報処理についての基本的な知識と技術を持っていることは職業人となるために不可欠なことで、このIT系資格の入門ともいえる資格から、その他の専門的資格取得に動く方も多いです。

情報処理能力はもちろんの事、基礎スキルをしっかり得ておくこと、またその先、基本情報技術者などの資格取得を目指すためにもこの認定試験は登竜門ともいえる試験です。
出題は経営全般のストラテジ系、IT管理に関するマネジメント系、IT技術に関するテクノロジ系があります。

ITパスポート試験の試験概要を理解しよう

全国各地に試験会場があり、ITパスポート試験のホームページで確認する事が出来ます。
ここでは試験会場と試験開催状況、空席や日時なども確認できます。

試験費用は税込5100円です。
試験時間は165分ですが、平成28年3月実施試験から120分に変更されます。

試験申し込みの際には利用者ID登録が必要です。
受験申込等はITパスポート試験のホームページから行う事ができます。

IT関連業種につきたいという人はもちろん、これから就職活動を行う方にもこのITの入門ともなるITパスポート試験の認定はぜひともゲットしておきたい認定です。
しっかり学習を行い、試験にチャレンジしてください。